ハランとオクラの出会い ― 「何をみせたいか」を考えよう!五感を磨く方法

query_builder 2026/10/29
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もうすぐ11月、さすがに本日の朝は空気が冷たく感じました。 暑い夏の日が懐かしいぐらいです。これだけ涼しくなってくるとお花が大変長い間持つようになるので、切花好きの方にとっては嬉しい気温と言えますね。


本日の花材は面に白い筋の模様が入ったハラン、横に用いると線の要素も持ち具えています。バラは市場でコロンと丸い形に魅かれて購入しました。オクラは本当はもう少し繊細な(小さな)枝ぶりが欲しかったけれどそれが並んでいなくて、巨大な茎と実を持つものを選ぶことになりました。


オクラは丸く曲がっている実が付いていたり、実だけで動物の角のような造形的な形を持っていたり個性的です、色も少し毒々しい感じで独特です。さて、何をどう活けるかは本人次第。オクラの赤に魅かれる方もいれば、ハランの緑に魅かれる方もいるでしょう。何を主役にしても構いませんが、主役は主役に見えるように活けると作品にまとまりが出るようになります。


中には、他の花材の個性に圧倒されて、どうしてもその中では主役になれない花材も出てきます。これも大切なポイントです。「今、この瞬間の中では主役になれないこと」を見抜く目を持つことも、作品づくりにおいてはとても重要なのですね。では、どうすればその目が養われるのでしょうか? その答えは、やはり「活け続けること」「観察し続けること」ではないでしょうか。 焦らないで植物を慈しむこと、愛情を持って観察することが大事なのだと思います。一本一本の植物をよく見ることで、自然と見る目が養われてくるのでしょう。まずは純粋に楽しむことですね。


真面目に考えすぎると、肝心の「楽しむこと」を忘れがちになってしまいます。お花と向き合う時間を心から味わううちに、自然と植物の特性や個性、扱い方を体得していくのだと思います。とは言え、私もまだまだ開発されていない感性や能力がありますので、皆さんと一緒に植物の色や形から感覚的なメッセージを受けとれるようになりたいと思っています。


パソコンやスマホに向き合う時間が長くなると、人間が本来持っている「動物的な自然の感性」はどうしても鈍ってしまいます。だからこそ、こうした植物と対話する時間も、ぜひ大切にしていきたいですね。


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アトリエ樹和花

住所:大阪府大阪市中央区上本町西1-5-9

シャイニングスター606号

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