フラワーアレンジメントの必需品!吸水性スポンジの基本知識と活用術

query_builder 2024/03/25 フラワーアレンジメント 初心者 上達/基本知識

フラワーアレンジメントにおけるスポンジの役割と、その使い方を詳しく解説します。吸水性の高さや取扱い方を取り上げます。フラワーアレンジメント初心者から上級者まで楽しめる内容に。

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吸水性スポンジとは

吸水性スポンジの役割と特徴から、その基本知識を学ぶ。

スポンジの役割

フラワーアレンジメントにおいて、吸水性スポンジは重要な役割を果たしています。まず、スポンジは花をしっかりと固定する役割があります。花を生ける際には、スポンジの中に花を挿すことで安定感を持たせることができます。このため、アレンジメント作品が崩れることなく美しい姿を保つことができます。

また、スポンジは花に水を供給する役割も担っています。吸水性があるのでスポンジに挿した植物の茎の根元に水を与えることができます。これにより、花が長持ちし、鮮度を保つことができます。スポンジの吸水性によって花を美しく鑑賞することができます。

さらに、スポンジは柔らかい素材でありながら、様々な角度から茎を挿すことができるので、挿したい位置や角度を微調整することも可能です。好きな大きさにカットして使用することもできるので、スポンジが乾いた状態で適度な大きさにカットしてからスポンジを吸水させましょう。スポンジは一度乾いて水分が抜けてしまうと再利用ができないので、注意が必要です。


以上が基本的な説明です。フラワーアレンジメントにおいてスポンジは必需品であり、花の固定や水の供給に欠かせない存在です。次に、スポンジの特徴について詳しく解説していきます。

スポンジの特徴

吸水性スポンジにはいくつかの特徴があります。まず一つ目はその吸水性の高さです。スポンジは多数の微小な穴を持ち、その穴に水分を効果的に取り込むことができます。このため、スポンジから花に十分な水分を与えることができます。花材が水を吸いやすい環境を提供することで、長時間花が咲き続けることができるのです。

次に、スポンジの柔らかさや可塑性も特徴の一つです。スポンジは比較的柔らかい素材であり、花材を挿しやすく作られています。花をスポンジに挿す際には、スポンジの柔らかさを活かして花の茎を優しく押し込むことで、花をしっかりと固定することができます。また、スポンジは乾いたまま切ることができるので、吸水させる前にあらかじめ器のサイズに合わせてスポンジをカットすることができます。

さらに、スポンジは一度水分が抜けてしまうと再利用ができません。一旦水が抜けてしまうと、スポンジの中まで水を吸水させることができないので注意しましょう。

*一旦水が抜けたスポンジに熱湯をかけると再利用ができると聞いたことがあります。しかし、実際にやってみたことがないので、できるかどうかは分かりません💦


乾く前の(水に浸されたまま)の状態で、茎を挿さなかったスポンジの部分を切り取ってから、そのスポンジを一段小さな器に入れて使うというような再利用の方法はありますが、そういった場合には、まずスポンジを水洗いし清潔にした状態で使用するようにしましょう。


一旦茎を挿した部分は、凹んだまま元に戻りません。多数の穴が開いているとその部分には花がささらなくなります。そもそもスポンジに茎を挿すと、スポンジは元の形状に戻らないので何度も茎を抜き差しをしない方が良いのです。理由は、抜き差しすることでスポンジの中が空洞だらけになり、もしもその空洞に茎先が配置されてしまえば、水位がその部分まで到達していなければ水をもらえないことになるからです。

ここまで考えると、水位は常に器の上の方まである方が安心です。フラワーアレンジメントのお水の量を管理することで、お花がすぐに枯れてしまったということが減ると大変嬉しく思います。


以上が、スポンジの特徴についての解説です。吸水性の高さや柔らかさ、再利用可能性など、様々な特徴を持っています。次に、スポンジの選び方について詳しく紹介していきます。

スポンジの選び方

フラワーアレンジメントの種類やスタイルによるスポンジの選び方

形状による選び方

スポンジを選ぶ際には、その形状も重要な要素です。形状によって、使いやすさやアレンジメントのスタイルに影響を与えることがあります。


まず、一般的に用いられるのはブリック型(レンガのような長方)=ブロック状のスポンジについて。頻繁に使用する花屋さんなどは、48個入りで一箱になったものを購入されることが多いと思います。そして定番のこのサイズは、メーカーが違っても一個7.5㎝×10㎝×22.5㎝で統一されていると思います。スポンジのサイズに合わせて製品化されているアレンジメント用の器もあり、そのような器ではスポンジを1/2、1/3にカットして使用するときにも使いやすいです。丸々1個分のスポンジが入る器、2個分が入る活け込み用の器などもあります。

次に、球型のスポンジも人気があります。この形状のスポンジは、球体のブーケを作る際によく用いていました。花材を放射状に配置することができます。シンプルで華やかなアレンジメントを作るときにも向いているかもしれません。

また、リング型のスポンジも利用されることがあります。リング型のスポンジは、円環状の形状をしており、花をリングの内側や外側にも配置することができます。この形状のスポンジは、特にウェディングやパーティーなどで使用されることが多く、リース状のアレンジメントを作りたい場合に適しています。壁に飾ったり、テーブルに置いたり、さまざまな場所に使用することができます。


他にもハート形、持ち手が付いたマイク状になったもの、サイズが違う直方体のものなど、さまざまな製品(吸水性スポンジ)が販売されています。


以上が、形状によるスポンジの選び方の基本的な説明です。次に、用途によるスポンジの選び方について詳しく解説していきます。

用途による選び方

スポンジを選ぶ際には、用途に応じて適したスポンジを選ぶことも重要です。花材の種類やアレンジメントのスタイルによって、スポンジの特性や利用方法が異なることがあります。


まず一つ目は、生花用スポンジです。生花用スポンジは、水を吸水させて使用します。柔らかい素材でありながら、花材を傷つけることなくしっかりと固定することができます。生花を使用する際には、生花用スポンジを選ぶことで花材(植物)の美しさと鮮度を保つことができます。


また、茎の太さや柔らかさによっても、スポンジを選ぶことができます。繊細な茎を持つ植物用として通常よりも柔らかいスポンジ、硬くてて太い茎を持つ重たい植物用には、通常よりも硬いスポンジが売られています。一般的なお花屋さんで売られているようなプレゼント用などのアレンジメントは、ほぼ通常のスポンジ(普通タイプ)が使われていると思いますが、柔らかめ、硬めのスポンジが売られていることも知っておくと、役に立つ時が来るかもしれません。


一方、造花用スポンジもあります。造花用スポンジは、生花ではなく造花を使用する場合に適しています。造花用スポンジは、乾いたまま使います。(吸水させません。)しっかりと造花を固定し、形状を整えることができるように耐久性が求められます。そのため生花用よりも固い素材でできています。長期間のディスプレイやインテリアを造花で制作する場合には、造花用のスポンジが適しています。

スポンジを選ぶ際には、花材の種類や目的に合わせて適切なスポンジを選ぶことが重要です。生花用スポンジは鮮度の保持に優れ、造花用スポンジは耐久性に優れる特長を持っています。次に、スポンジの基本的な使い方について詳しく解説していきます。

スポンジの基本的な使い方

スポンジを使用する上での基本的な準備と使い方

スポンジの準備

スポンジを効果的に利用するためには、事前の準備が重要です。スポンジを適切に準備することで、花材の鮮度を保ちながらアレンジメントを作り上げることができます。まず、最初のステップとしては、スポンジを水に浸すことです。スポンジは水を吸収して花材にしっかりと水分を供給するために、事前の浸水が必要です。スポンジを水に浸す際には、スポンジがすっぽりと入るような容器に水を張り、水面にスポンジを軽くのせます。徐々に沈んでいくまで何もせずに待ちます。ゆっくりとひとりでに沈んでしまったのを見届けた時点で、スポンジを水底から引きあげます。沈んでいくまで少しだけ時間がかかりますが、慌てずに待ちましょう。

次に、スポンジを取り出して器にセットします。スポンジを器に配置する際には、しっかりと固定することがポイントです。スポンジを切ってから器にセットする場合は、器よりやや大きめに切って、スポンジが器との間でグラグラしないように入れ込みむと、それだけでしっかりとスポンジが固定します。しかし、グラグラして不安定な場合は、テープで器とスポンジを固定するとよいでしょう。(スポンジを固定するためのテープ←市販品あり)

スポンジがしっかりと固定されていることで、アレンジメントが崩れることなく安定感を持たせることができます。

以上が、スポンジの準備です。スポンジに水含ませる際のポイントは特に重要です。スポンジが動かないように配慮をすることで、花材の鮮度を保ちながら美しいアレンジメントを作り上げることができます。次に、花をスポンジに挿す際のポイントについて解説していきます。

スポンジへの花の挿し方

スポンジへの花の挿し方は、アレンジメントの完成度に直結する重要な要素です。花をスポンジに正しく挿すことで、美しいアレンジメントが実現できます。スポンジに花を挿す際には、スポンジにゆっくりと茎を挿してゆきましょう。事前にその茎が柔らかいか硬いかを見極めてから挿します。柔らかくてスポンジに挿すことができない場合があるので、その際にはワイヤーを施して茎に補強をしてからスポンジに挿します。放射状に挿す方がよい丸いアレンジメントなどは、花の茎をスポンジの中心に向けて優しく挿し込むことで、花をしっかりとスポンジに固定することができます。

次に、バランスを考慮しながら花を配置することも重要です。花をスポンジに挿す際には、花材同士のバランスを意識しながら配置することが美しいアレンジメントを作り上げるポイントです。異なる種類の花を組み合わせる際には、高さや色味、形状などのバランスを考慮しながらスポンジに挿していきましょう。バランスが考えられた配置はアレンジメントの見栄えを良くします。

また、スポンジは柔らかい素材でありながら、花材をあらゆる方向から挿すことができます。スポンジをどのように器にセットするかにもよりますが、茎を挿すだけで花が留まるので植物の位置や角度をの調整がしやすいこともスポンジの特徴のうちの一つです。花の向きを微妙に変えることで、アレンジメント全体の表情が雰囲気が新たに生まれる場合もあります。思い描いたアレンジメントのイメージに合わせて、花材の配置を微調整しましょう。

以上が、スポンジへの花の挿し方についてのポイントです。花の茎を優しくスポンジに挿し、バランスを考慮しながら花を配置し、花材の位置や角度を調整しながら美しいアレンジメントが完成します。次に、スポンジの長持ちさせるコツについて詳しく解説していきます。

スポンジの活用方法

スポンジを使う時のコツ

花を長持ちさせるために...

花を長持ちさせるためには、スポンジの水分を切らさないようにすることです。スポンジは花に水分を供給するための重要な役割を果たしています。スポンジが乾燥してしまうと、花材も水分を十分に吸収できず鮮度が落ちてしまいます。スポンジの乾燥を防ぐためには、定期的にスポンジに水を与えることが必要です。アレンジメントの花器には常に水を補充し、スポンジが適切に湿っている状態を保ちましょう。水位を高めにたっぷりとお水を入れておくことをおすすめします。

アレンジメントに応じた活用

スポンジは、さまざまなアレンジメントに活用することができます。まず、シンプルなアレンジメントをつくる際は、スポンジを花器の中央に配置させ、花や葉の茎をスポンジの中心に向かって挿すようにすることが多いです。初心者の方がよく最初に作成するドーム型やラウンド型と呼ばれる形をつくる場合には、この放射状に茎を挿す方法が主に用いられます。放射状に茎を配置させると、スポンジの中で茎が交差しないので茎同士がぶつかることがなく、アレンジメントを美しく仕上げることができます。ドームやラウンドは、球形を半分に切ったような形の丸いシンプルな形です。丸い形はシンプルながらも工夫次第で素敵に仕上げることができる定番のスタイルなので、ぜひこの形からマスターしてゆきましょう。

次に、大きめの華やかなアレンジメントをつくる際ですが、このようなアレンジメントでは、スポンジを大きめの器にセットし、ゆったりと花や葉を配置させてゆきます。大きめのアレンジメントにはお花が沢山必要になることが多いので、お花が沢山になる分、花を挿すスポンジの面積も多めに必要となってきます。また、お花の重さでスポンジが崩れることを防止するために、スポンジの表面にあらかじめ金網(チキンネット/格子状になったワイヤーシート)をかぶせて固定しておきます。ネットをかぶせた状態で花や植物を挿すと、ネットが植物の重みを支えてくれることになり、スポンジが崩壊することがなくなります。

さらに、季節感を表現するアレンジメントでは、カラフルなスポンジを使用することで、季節感を一層引き立てることもできます。例えば、春らしい明るい色合いのスポンジを使用することで、春の訪れを感じるようなアレンジメントを完成させることもできます。その季節ごとに異なる花や植物を使用して、カラフルなスポンジを必要な形にカットしてみるのも大変面白い試みです。通常のスポンジの色は水を浸した状態では深い暗い緑色ですが、パステルカラーや黒、鮮やかな色のものまで手に入れることができますので、機会があればぜひ使ってみてください。

以上が、アレンジメントに応じたスポンジの活用法です。シンプルなアレンジメントや華やかなアレンジメント、季節に合わせたアレンジメントなど、用途やテーマに合わせてスポンジを工夫することで、さまざまな表現が可能です。次に、スポンジを切るときの注意点について解説します。

吸水性スポンジのクリエイティブな活用法

より豊かな表現力を引き出すためのスポンジの活用法

スポンジをカットして花の造形デザインを考えてみる

より多様なアレンジメントのスタイルやデザインを楽しむために、いくつかのスポンジの活用法紹介します。まず一つ目は、スポンジの形状をカットする方法です。スポンジはスポンジカッター(専用のカッターが売られています)を用いると切りやすいです。ざっくりと切る場合はスポンジカッターが使いやすいですが、小さくスポンジをカットする際には、事務用のカッターナイフを使うのがよいでしょう。スポンジは柔らかいので簡単に形を変えることができます。例えば、ブリック型(レンガ型・直方体)のスポンジを三角形や台形にカットすることで、ユニークな形状のアレンジメントが実現します。球型のスポンジを半分にカットすることで、より平面的なアレンジメントが作れます。

次に、スポンジのレイヤー(層)を作る方法です。スポンジを複数の層に分けることで、アレンジメントに奥行きや立体感を与えることができます。ブリック型のスポンジを複数の層に分割し、それぞれを異なる高さや形状で配置することで、立体的なアレンジメントが実現します。また、球型のスポンジを重ねたり、リング型のスポンジを組み合わせたりすることで、より複雑な形状のアレンジメントを楽しむことができます。

さらに、スポンジに切り込みを入れて、わざと起伏をつける方法もあります。スポンジをわざとガタガタにするような感じですが、自然感を表現したい場合などにこのような工夫を施すときがあります。

以上が、スポンジのカットテクニックの一部となります。スポンジの形状を変える、レイヤーを作る、切り込みを入れるなど、カットテクニックを活用することで、より自由度の高いアレンジメントを作ることができます。次に、独自のアレンジづくりについて、さらに解説していきます。

独自のアレンジメントを考えよう

スポンジを使った独自のアレンジメントを作る方法を紹介します。

スポンジは花材を挿すだけでなく、ディスプレイの演出にも利用できます。スポンジの周囲にリボンや平らな葉を巻くことで、より違った印象を与えることができます。また、スポンジの上に工夫してキャンドルや装飾品を配置することもでき、ロマンチックな雰囲気や特別なイベントにふさわしい演出をすることも可能です。

さらに、スポンジを立体的に活用する方法も魅力的です。球状やリング状のスポンジを重ねたり組み合わせたりすることで、立体的で迫力のあるアレンジメントを作り出すこともできます。花をスポンジの隙間や穴に差し込むことも可能となり、奥行きや立体感を作り出し、より魅力的に作品を仕上げることが可能となります。

スポンジをディスプレイの演出に活用することで、アレンジメントの個性や特徴を引き立てることができたり、スポンジを立体的に組み合わせることで、迫力のあるアレンジメントを作り上げることも可能です。独自の方法を取り入れると、より個性的な作品が生まれることでしょう。次に、スポンジを使用する際に起こる可能性のあるトラブルやその解決法について解説します。

注意点と解決法

スポンジの扱い/起こる可能性のあるトラブルとその解決法

花がスポンジから落ちるという問題の解決

花がスポンジから落ちると、アレンジメントの完成度や美しさに影響を与えます。そこで、いくつかの解決策を紹介します。

まず一つ目は、スポンジに花をしっかりと固定させることです。花の茎をスポンジに挿す際には、花材の茎をスポンジの中に十分な深さまで挿し込み、スポンジと花の間に隙間がないことを確認するようにします。また、隙間があれば不要な違う茎を挿して間を埋めるように調整します。茎を深めに挿すと抜け落ちる可能性が低くなりますが、このときスポンジからは突き抜けないようにします。スポンジから突き抜けると、水が減った際に茎から水がもらえないことになるかもしれません。もし、水がカラカラになるまで減ってしまっても、スポンジの中に水分が保持されていれば、植物はその水分で生命を保つことができるので、茎はスポンジの中に留まるようにします。


茎がすぐに外れてしまうようであれば、ワイヤーなどで花の茎を固定する方法があります。または、花用のボンドで茎とスポンジを接着させる方法もあります。花専用のボンドはスポンジが濡れていても使えるものです。

これらの解決策を活用して、美しいアレンジメントを作り上げましょう。次に、おすすめのスポンジ資材について詳しく紹介します。

スポンジ資材

フラワーアレンジメントに最適なスポンジ資材

アレンジメント用スポンジ

アレンジメント用の吸水性スポンジは、フラワーアレンジメント作品を作るために特別に設計されたスポンジです。吸水性が高く、花材をしっかりと保持してくれるので美しいアレンジメントを作り上げることができます。アレンジメント用スポンジは、さまざまな形状やサイズで提供されています。ブリック型は定番のもの。その他、球型、リング型など、アレンジメントのスタイルやデザインに合わせて選ぶことができるのでご自身でも調べてみることをおすすめします。


スポンジの面を利用できるように上手く器にセットすれば、花材を好きな角度で挿すことができます。これにより、アレンジメントを自由に整えることができるので、剣山を利用するよりも自由度が高いのが特徴となります。


【参考】

松村工芸株式会社

スミザーズオアシス社

*大手2大会社です。

*スミザーズオアシス社はアメリカで設立された会社


・生花用

・ドライフラワー、プリザーブドフラワー、造花用 

が分けて売られていますので用途に応じて選びます。


アレンジメント用スポンジを適切に活用することで、花材を美しく配置し、アレンジメント作品の魅力を引き立たせることができます。大手2社のウェブサイトを見るだけでも創造力が湧いてきますので、ぜひ参考にさせてもらってください。

まとめ

スポンジ選びと基本的な活用法

スポンジを選ぶ際には、形状や特性を考慮することが重要です。ブリック型、球型、リング型などの形状から、花材やアレンジメントのスタイルに最適なスポンジを選びましょう。スポンジの基本的な活用法としては、花材を挿してもぐらつかないようにしっかりと固定することです。


場合によっては、スポンジを自由な形にカットしてから使うこともできます。立体的なアレンジメントを作ったり、自然な感じの作品に仕上げたいときには、直方体(ブリック型)のまま使用するのではなく、スポンジをカットしてみましょう。


生花用は基本緑色のスポンジが多く、ドライフラワー・プリザーブドフラワー・造花用は茶色のものが多いです。生花用スポンジにドライフラワー・プリザーブドフラワー・造花を挿して使うこともありますが、やはり専用のスポンジ(フォーム)を使用する方が安心。自分だけの趣味のためなら何を使用しても問題はないですが、商品としてお客様に提供する場合は、用途に応じてスポンジの使い分けをすることをおすすめします。


スポンジ選びと基本的な使い方を考え合わせることで、美しくバランスの取れたアレンジメント作品が完成します。スポンジがあると便利です。スポンジを活用してお花がある生活を楽しみましょう!

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